★ハーレーダビットソン歴史2章★ [プレゼン]

[晴れ]ハーレーダビットソン歴史2章[晴れ]

1929年

1929年に起こった世界恐慌により

アメリカのモーターサイクル市場は大打撃を受けた

それでも新型エンジンの開発に注力し

1936年にナックルヘッドと呼ばれるエンジンを誕生させる。

その後、ライバルであるインディアン社とトライアンフなど英国車の

アメリカ市場進出など、激動の時代を駆け抜けていく

そして1948年、さらなる進化を遂げた新エンジン

パンヘッドが登場。今も語り継がれる輝かしい歴史を紐解いていく

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1930年
世界恐慌の影響がハーレーを直撃

この年、改良が加えられたフラットヘッドエンジン搭載

の新型マシン「30VS」が登場。

さらに翌年には、自動車ディーラーや修理工場のサービスマン用の

3輪バイク「サービカー」の発売を開始、新たな市場を開拓していく。

しかし新型導入の数ヶ月前に世界恐慌が起こり、

あらゆる市場が大打撃を受けることに

この年代からハーレーは徐々に生産台数を減らしていく。

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1934年
和製ハーレー「陸王」誕生!
シングルシリンダーエンジンの販売を終了。
Vツインエンジンに一本化されていく。
またこの翌年、ハーレーダビッドソンの販売ライセンスを取得していた
日本の製薬会社「三共」が「三共内燃機」と社名を変更し、
日本版ハーレー「陸王」一号機を生産する。
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1936年
ナックルヘッド誕生!

「ライバルのインディアン社に負けないエンジンを」

という想いから、大不況の荒波を乗り越えて開発された

オーバーヘッドバルブエンジン。

ヘッドの形状が握り拳のようなことから、「ナックルヘッド」

と呼ばれるようになった。

この後数年に渡り、技術的な変更は行われなかった。

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1939年
第二次世界大戦が勃発

ナチス・ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発。

中立の立場を主張していたアメリカも時代の波に飲み込まれ、

翌年の日本による真珠湾攻撃を機に参戦。

ナックルヘッドとフラットヘッドの2本柱で

着実に販売台数を伸ばしていたハーレーも、

軍用バイクの生産に着手していくことになる。

 

1942年
数少ない軍用モデルのハーレー

第二次世界大戦の真っ只中、

ハーレーはアメリカ政府の要求にこたえて

開発された軍用モデル「XA」を発表。

BMWの水平対向エンジンを模したタイプで、

地面が荒れた戦場でも走れるようにと

履かせられている大きなタイヤが特徴的。

生産台数は1000台強とわずかだったため、

現存するものは少ない。

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1947年
戦火を乗り越え、新たな時代を迎える

1945年に第二次世界大戦が終結し、

世界が落ち着きを取り戻しつつあった頃。

一般ユーザー向けの生産ラインを取り戻したハーレーは、

オプションパーツやグッズの販売に注力していく・

またこの年をもって、ナックルヘッド搭載モデルの販売を終了する。

 

1948年
新型エンジン「パンヘッド」が登場!

ナックルヘッドを改良し、メンテナンス性の向上や

放熱性の払拭などに成功した

新型のVツインエンジンが登場。

鍋のフタのようなシリンダーヘッドから「パンヘッド」と呼ばれた。

これによりハーレーの評価は一気に高まった。

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1949年
ビッグツインの黄金期到来

この年から油圧式フロントフォークが標準装備され

、走行性能が飛躍的に向上したパンヘッドの

最上級モデル「ハイドラグライド」が登場。

ちょうどこの頃からアメリカ経済も右肩上がりとなり、

それと歩調を合わせるようにハーレーもビッグツインを中心に、

ますます販売台数を伸ばしていった。

 

1952年
対英国車の急先鋒Kモデルが登場

1950年代初頭のアメリカでは、

トライアンフやノートンなどイギリスからの輸入車が高い人気を誇った。

これに対抗するため、現在のスポーツスター・ファミリーの

前身となるスポーツバイク「Kモデル」を発表。

1956年まで販売を続け、

その後このスタイルはスポーツスターへと引き継がれていった。

ロック歌手エルビス・プレスリーが1956年式KHKモデルのオーナーだった。

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